最高品質よりも
あなた品質
お金を掛ければ掛けるだけ、高性能なものをつくることはできますが、
決して高いお金を掛けなければ良いものがつくれないわけではありません。
特に近年の建築業界においては、さまざまな構造・工法が取り入れられ、絶対的な正解はございません。
ユニホームでは、お客様のこだわりや想いを充分にお聞きし、
どこにチカラを入れるべきかを理解した上で、本当に後悔のない家づくりをご提案しています。
木構造について
軸組工法の施工例
伝統の「木造軸組工法」
木造住宅には大きく分けて「木造軸組工法」と「木造枠組壁工法(2×4工法)」の2つに分けられます。
木造軸組工法は在来工法とも呼ばれ、現在日本で最も多く採用されている代表的な工法であり、縦の構造材である柱と横の構造材である梁を組み合わせて建てることから「軸組み」と呼ばれます。
今なお残る歴史的建造物の多くはこの木造軸組工法を採用しており、日本の環境・風土に合わせて発展してきました。
一方で、木造枠組壁工法(2×4工法)とは2インチ×4インチの木材で作られたパネルを壁に張る建築手法で、高度な専門技術がない人でも、短い工期で組み立てられる特徴があることからハウスメーカーを中心に全国へ広がりました。
ユニホームでは長年の実績を誇る木造軸組工法を主に採用していますが、どちらの工法もそれぞれの良さがあるため、ご要望に応じて木造枠組壁工法にも対応しております。
機密性について
C値0.5以下に対応
住宅気密性の指標には、家全体で隙間がどのくらいあるかを表した数値である「C値」が用いられます。
C値は相当隙間面積とも呼ばれ、ゼロに近いほど隙間がなく気密性能の高い住宅となります。
かつての「次世代省エネルギー基準」では、北海道と東北の一部地域では2.0、それ以外の地域では5.0が基準とされており、一般的な「高気密住宅」が1.0㎠/㎡とされていました。
C値0.5㎠/㎡は、諸外国で採用している厳しい基準をと比較しても遜色のない高い気密性を有しており、花粉や黄砂などの侵入も防ぐことが可能です。
ユニホームではご要望に応じて、より機密性の高い樹脂サッシの施工や片開きの玄関ドアの施工なども行なっております。
断熱性について
HEAT20のG2グレード相当に対応
「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」の略称である、HEAT20(ヒート20)。
G1やG2などのランクで評価しており、国で定められた最低基準よりもかなり厳しく設定されています。
その中でもG2グレードは、一般的に省エネを考慮しながら冬場の室内体感温度13℃以上を保てる性能と言われ、G2の住居は、省エネ性能と居住環境としての質の両方を最適なバランスで兼ね備えているのが特徴です。
暖房設備のない廊下や脱衣所も13℃以上に保つことができるなど住居内の温度差が少なく、健康面や快適性に対する大きなメリットを得られます。
また、G2基準以上の住宅ではその高い断熱性能から家の中の温度差が原因でおこるヒートショック防止につながると言われています。
断熱工法と断熱材
住宅の断熱方法には、大きく分けて内断熱工法と外断熱工法がありますが、ユニホームでは主に内断熱工法をご提案しています。
一般的に内断熱工法は外断熱工法に比べ、機密性には劣りますが、内断熱工法には地震による外壁材の剥がれのリスクが無く、断熱材に発泡ウレタン吹付断熱を使用することで、発泡したウレタンフォームが隙間なく入り込み、内断熱工法においても高い機密性能を可能にしています。
吹付断熱の施工例
換気性について
第一種換気で確実な空気循環
住宅には24時間換気システムの設置が義務付けられていますが、木造住宅の換気システムには主に「第一種換気」と「第三種換気」があります。
ユニホームで採用している第一種換気は、換気性能としては最も優れた換気システムであり、給気と排気の両方を機械で行います。
排気のみを機械で行う第一種換気に比べ、より確実な空気循環を可能にしています。
健康へのこだわり
AI工法で室内を空気を清浄化
ユニホームではシックハウス・科学物質対策として、AI工法の施工が可能です。
AIリキッドと呼ばれる天然成分100%の液体を吹き付けることで、建築資材の有害物質を分解。ウイルス減少や抗菌効果、ペット臭・生活臭・タバコ臭などの幅広い消臭効果も期待できます。
また、吹き付けた粒子成分は素材の表面に定着。
壁紙の張り替え等を行わない限り、日々の清掃で
成分がなくなることは無く、半永久的に効果が得られます。
耐震性について
耐震等級3に対応
耐震等級とは、地震に対する建物の強さ(耐震性)を表す指標です。
耐震等級は、建物の耐震性に応じて3つのランクに分けられており、等級は数字が大きければ大きいほど耐震性が高いと評価されています。
耐震等級1
建築基準法で定められた耐震性能
震度6~7の地震にも1度は耐えられる耐震性
耐震等級2
建築基準法の1.25倍の耐震性
地震や台風といった災害時に避難場所となるような場所は耐震等級2以上が求められている
耐震等級3
建築基準法の1.5倍の耐震性
警察署や消防署などの災害復興の重要拠点と同等の性能
制震装置について
「耐震」が柱・梁・壁などの住宅構造そのものの強度で地震の揺れに耐え、建物の倒壊を防ぐことを意味する一方、「制震」とは、建物内に組み込んだ制震装置(ダンパー)により地震のエネルギーを吸収・抑制することを意味します。
制震構造は、繰り返しの揺れにも強いため、余震による建物の被害も受けにくい特徴を持っています。
ユニホームが採用している木造住宅用制震装「MAMORY(マモリー)」は京都大学防災研究所における実大振動台実験にて、熊本地震前震級の地震波と本震級の地震波を2回加えても倒壊しないことを実証しています。
耐久性について
カビ被害・シロアリ被害から家を守る
「基礎パッキン工法」を採用
基礎パッキン工法とは、基礎と土台の間に「基礎パッキン」と呼ばれる床下換気を促す部材を設置することで、住宅の耐久性を上げる工法です。
従来のように基礎コンクリートと土台の木材を直接繋げた場合、基礎コンクリートの水分が土台に浸透し、木部の腐食の原因となります。
腐食や湿気は、カビやシロアリの温床となり、住宅への致命的なダメージになりかねません。
基礎と土台の間に基礎パッキンを挟むことで、常時換気が行われるようになり、土台の木部を常にドライな状態に保つことが可能です。